床下地処理
仕上がりや耐久性を
左右する
重要な工程
エルエックスは、あらゆる構造物、道路、スポーツ施設など、外部施設の床や壁の下地処理を行っています。下地処理は、床の耐久性を左右する重要な工程です。古い下地の除去や、不適切な下地環境の表層や表面を形成することで、下地と仕上げ材料の密着度が高まり、より強固な仕上がりとなります。工法は多種多様ですが、下記の条件に合わせて適切な施工を行います。
新築の下地処理工事
最適な下地状態を作りあげる
「下地コンクリート表面自体の強度不足が生じている」「レベルダウン調整が必要」「コンクリート打継ぎ段差が大きい」など仕上げ材に応じた不適切な状態の場合、最適な下地状態を作ります。
BEFORE
AFTER
改修の下地処理工事
古い仕上げ材料を
綺麗に剥がす
どのような材料でも下地を傷めることなく適切な工法にて確実に撤去し、新しく使用される仕上げ材料が適切に施されるための下地を作ります。
BEFORE
AFTER
エルエックスは複合工法を用いて
あらゆる床を施工します
仕上げ工事・下地処理工事においてコンクリート及び各種塗床材・貼床材を研削するにあたり、工業用ダイヤモンド、超硬金属、特殊鋼などを用いた特殊刃を、水平回転、垂直回転、前後運動、振動、投射など多種運動原理の機械による各種工法で施工しています。
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研磨工法【遊星回転式】
研磨工法は、水平回転するディスクに装着したダイヤモンド砥石やPCD刃でコンクリート表面研磨・各種塗床材除去をする工法です。
仕上げ工事ではポリッシュコンクリート、下地処理工事ではアクリル・エポキシ・ウレタンなどの塗床材、また接着剤などの除去あるいは、硬質床の目粗し、コンクリートレイタンス・雨うたれコンクリートや凍害コンクリート脆弱部の除去などコンクリート表面を傷めない処理に適しています。 -
切削工法
切削工法は、超硬金属ビッドを外環に装着させたドラムを縦回転させて床面を、砕き削る工法であり、UP CUTで重切削となり、DOWN CUTで軽切削となります。
UP CUTでは最大深さ60mmのLEVEL DOWN、DOWN CUTでは1mm~5mmの表面仕上げ材の除去に用いる工法です。 -
剥離工法
剥離工法は、振動しながら前後運動治具に装着した
特殊鋼ブレードで貼床材などを剥ぎとります。各種貼床材・防水材等を撤去する工法です。
Pタイル・長尺シートなどの貼床材や、ウレタン塗膜・FRPなどの防水材、弾性ウレタンチップ材などの剥離に適しています。 -
ショットブラスト工法
ショットブラスト工法は、高速回転プレートで跳ね飛ばす1.2~1.6mmの無数の鋼球を対象物に投射し、各種塗床材・接着剤の除去や、コンクリートや石材の表面目粗し、また、アクリル・エポキシの薄膜塗床材・接着剤などの除去をする工法です。
0.3mm程度の果物のナシ地のような仕上がりで、塗床の接着強度としては他の工法より優れています。 -
清掃工法
大型大容量の集塵機により各種工法の機械への装着同時稼働により、無粉塵作業を行います。
また、スイーパーや手押し式集塵口を装着することにより、強力集塵作業ができます。 -
超高圧洗浄工法
超高圧洗浄工法は特殊高圧ポンプにより圧縮された超高圧水または高圧水により床面専用機では不可能な壁面または狭面などの、コンクリート表面を砕く、塗膜をはがす、水垢・油などの汚れを落とす工法です。
また砂や細石などを使用しないため環境保全に留意しています。